「届いた商品が説明とまったく違う…。」
「『残念だった』をつけたいけれど、逆恨みされて自分の評価に傷がつくのが怖い」
私もメルカリを始めたばかりの頃は、相手の顔が見えない取引でトラブルになるのが怖くて、どんな商品が届いても迷った末に「良かった」を押してしまっていました。
ですが、年間数百件のメルカリ取引を行う私の経験から、ここははっきりお伝えします。
現在のメルカリのシステム上、「報復(仕返し)評価」をすることは100%不可能です。
その理由は、メルカリが「お互いが評価を終えるまで、評価内容は相手に見えない」という相互評価システムを採用しているからです。
さらに、2025年7月に導入された最新の「評価変更機能」も、評価を見てから付け直すといった“後出し”行為を防ぐ仕組みとして機能しています。
この記事では、あなたが不利にならず、安心して評価できるように、メルカリの仕組みに基づいた「安全な評価手順」を、図解付きで分かりやすく解説します。
正しい手順を知って、落ち着いて対応していきましょう。
なぜ「報復評価」が怖いのか? 知恵袋でよくある誤解と真実
「悪い評価をつけたら、すぐに悪い評価をつけ返された、という書き込みがあって怖いんです…」
Yahoo!知恵袋の投稿を見て不安になる方が多くいます。
しかし、それらの事例を分析すると、ある一つの「誤解」が見えてきます。
ネット上で見かける「報復された」という声のほとんどは、実は「報復(後返し)」ではなく、「先制攻撃」なのです。
報復評価と先制攻撃の違い
多くのトラブル事例では、評価をつける前の「取引メッセージ」の段階で言い争いが起きています。
「商品が汚い!」「いや、説明文に書いてあった!」といったやり取りをした結果、相手も「この購入者は自分に悪い評価をつけるだろう」と予測します。
そこで相手は、あなたが評価をする前に、先回りしてあなたに悪い評価をつけているのです。
つまり、取引メッセージで喧嘩さえしなければ、相手はあなたが「残念だった」をつけるかどうかを知る由もありません。
これが「報復評価は存在しない」と言い切れる最大の理由です。
不満がある時ほど、取引メッセージでは一切クレームを言わず、淡々と事務的に振る舞ってください。
なぜなら、多くの人が見落としがちですが、「取引メッセージ」での感情的なやり取りこそが、相手の警戒心を煽り、先制攻撃(悪い評価)を招く唯一の原因だからです。
言いたいことは、メッセージではなく、最後の「評価コメント」で冷静に伝えれば良いのです。
【図解】なぜバレない? メルカリの「相互評価システム」の仕組み
ここでは、なぜ物理的に報復が不可能なのか、メルカリの「相互評価システム」の仕組みをロジックで解説します。
メルカリの評価は、「ダブルブラインド(相互盲目)方式」を採用しています。
これは、双方が評価を完了させるまで、お互いの評価内容が一切開示されない仕組みのことです。

このフローの通り、相互評価システムは、報復評価を構造的に防止するための仕組みとして機能しています。
相手があなたの「残念だった」という評価を目にする頃には、相手はすでにあなたへの評価を終えており、システム上、もう変更することはできません。
したがって、「私が先に評価したら、相手にバレて仕返しされる」という心配は、システム的にあり得ないのです。
2025年7月アップデートでさらに安心!「評価の変更・削除」機能とは
「でも最近、『評価を後から変えられるようになった』って聞きましたが、悪い評価に変えられたりしないんですか?」
そんな疑問をお持ちの方もいると思います。
たしかに、2025年7月のアップデートで、メルカリには 「評価の変更・削除機能」 が追加されました。
取引完了後に自分がつけた評価を変更・削除できるようになりました。
トラブル防止の観点から、評価を「良かった」から「残念だった」に変更することはできません。
出典:メルカリ公式(取引完了後に自分がつけた評価を変更・削除できるようになりました)
実はこの評価変更機能には、評価を使った嫌がらせや仕返しを防ぐための厳しい制限(無効化措置)があらかじめ設けられているのです。
むしろ購入者・出品者の双方を守るための仕組みとして設計されているのです。
評価を「良かった」から「残念だった」への変更はできない
メルカリ公式の仕様では、評価の変更が認められているのは、
- 評価を「良い方向」に修正する場合
- コメントのみを削除・修正する場合
などに限られています。
特に重要なのが、一度つけた「良かった」評価を、後から「残念だった」に変更することはできないという点です。
そのため、仮に相手があなたの評価内容を見て感情的になったとしても、「最初は『良かった』にしたけど、腹が立ったから『残念だった』に変える」といった行為は、システム上できない仕組みになっています。
つまり、評価変更機能は「評価を使った仕返し」が起きないよう、最初から制限された仕組みになっています。
2025年の新機能:評価変更できること・できないこと
| 「残念だった」 →「良かった」に変更 | 可能 | 間違えて悪い評価をつけてしまった場合でも、 後から修正できるので安心です。 |
| 評価コメントの削除 | 可能 | 言い過ぎたコメントや不要な文章を 取り消すことができます。 |
| 「良かった」 →「残念だった」に変更 | 不可 | ここが重要。 相手は後からあなたを 悪く評価し直すことはできません。 |
| 相手の評価を見てから変更 | 不可 | 自分が悪く評価されたからといって、 相手への評価を下げ返すことはできません。 |
この新機能は、操作ミスなどで評価を間違えてしまった人を救済するためのものであり、相手に腹を立てて評価を下げ返す、といった行為を可能にするものではありません。
つまり、評価変更機能は善意の修正は認めつつ、悪意ある仕返しは防ぐための仕組みとして設計されているのです。
絶対にトラブルにならない「残念だった」のつけ方【実践編】

仕組みを理解していても、実際に評価ボタンを押す瞬間は、やはり緊張しますよね。
そこでここからは、トラブルを限りなく避け、将来的なリスクまで防ぐために、私自身が実践している「最も安全な評価手順」をお伝えします。
ステップ1:評価コメントは「無言」か「超事務的」に
相手を刺激しない最大のコツは、「感情を乗せない」ことです。
皮肉や怒りの言葉は、相手の執着心を刺激します。
最も安全なのは「無言評価」ですが、何か書きたい場合は以下の定型文を使ってください。
- ⚫️基本の定型文:
-
「商品を受け取りました。ありがとうございました。」
- ⚫️事実だけ伝える場合:
-
「商品を受け取りました。記載になかった汚れがありましたが、今回はこのまま受け取ります。ありがとうございました。」
ステップ2:評価ボタンを押す
迷わず「残念だった」を選択し、投稿してください。
ステップ1で感情を消していれば、相手に通知がいっても「事務的な処理」として受け取られやすくなります。
ステップ3:取引完了直後に「ブロック」する
ここが、トラブルを未然に防ぐうえで最も重要なポイントです。
ブロック機能は、評価後に起こり得る将来的なトラブルを防ぐための予防策と考えてください。
評価を終えて取引が完了したら、そのまま相手のプロフィールページを開き、「この会員をブロック」を選択します。
これを行うことで、相手は今後あなたの商品を購入できなくなり、取引メッセージやコメントを送ることもできなくなります。
つまり、評価後に不満を持たれたとしても、その感情があなたに向けて再び届くことはなくなるというわけです。
「評価」と「ブロック」はセットで行うのが鉄則です。
なぜなら、多くの人が「今の取引」のことしか考えていませんが、本当に怖いのは「腹いせに別の商品を買われて悪い評価をつけられること(粘着行為)」だからです。
ブロック機能を使い、相手との関係を物理的に遮断することで、この未来のリスクもゼロにできます。
知恵袋よりスッキリ解決!メルカリ評価でよくある質問
まとめ:システムを味方に、安心して「正直な評価」をしよう
メルカリのシステムは、「正直に評価する人」が損をしないように、2025年のアップデートも含めて進化し続けています。
- 相互評価システムが、評価前の報復を防いでくれます。
- 評価変更機能の制限が、評価後の報復を無効化してくれます。
- ブロック機能が、未来のトラブルを予防してくれます。
つまり、あなたが事実に基づいて評価をしたことで、不利になる仕組みにはなっていません。
あなたは何も悪いことをしていません。
システムという強力な味方がついていますから、堂々と、事実に基づいた評価をしてくださいね。
それが結果的に、安心して取引できるメルカリの環境を守ることにもつながっていきます。
もしまた評価で迷うことがあったら、いつでもこの記事を思い出してください。
あなたのメルカリでの取引が、これからも安心して続けられることを心から願っています。

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